以前の記事でマダイの好きな色が赤、黄、オレンジ系だと書きました
海中って地上みたいに色が見えてんのかな?
そもそも魚が海中で色を見分けられているのかなと疑問に思い、探してみたらなんと!
Honda釣り倶楽部で実験してる!
Honda釣り倶楽部が、水中のルアーがどう見えるのかという実験をしていました!
世界のHondaです!インテグラ、ノッテグラ、ホンダ!(古っ)
実験の場所は、透明度8mの山梨県西湖
ヒメマスやワカサギ釣りで有名ですね
スプーンとラパラ(バルサ材)で実験しています
その実験やと深さ40mでほとんど見えなくなります
今回は素材がタイラバヘッドに近いスプーンをみてみましょう
ネクタイも実験してほしい…
水中投入前 カラフルぅ!

20m まだあんまり変化はないか…水が緑

30m お、だんだん見えにくくなってきたんちゃうの?

40m わからん!

50m もっとわからん!

30mでだんだん見えにくくなり、40mより深いとほぼ見分けがつきません!
かろうじて見えるかなって感じなのは
- 白(上段左から2番目)
- オレンジ(下段左から2番目)
- 黄色(同4番目)
- ベージュ(下段の右から2番目)
- グロー(下段右端)
でも本来の色からは程通い…
こんなんやと色で反応してますなんて言いづらいやんか…
明石海峡ではどうなのか?
明石海峡の透明度は、瀬戸内海総合水質調査ホームページによれば、平年値で7mとか
山梨県西湖と似たような感じの透明度で水中は案外暗いと思います
他の海域ですが、「タイラバ 水中映像」とかで検索したら映像が出てきます
やっぱり暗いです
明石の乗合船はマダイがいそうなポイント色々行きます
40m~60mの深さにある棚やかけあがりを流したり、15mや20mのシャロー域を流したり
さっきの実験結果をふまえると、浅ければ当然カラーの見分けがつくでしょう
40mより深くなればカラーの見分けがつかないということになりそうです
魚は明暗の区別が人間よりも優れていると言われています
暗い場所ではカラーというより明暗の差で見分けて反応しているのかもしれません
実験結果をみると、オレンジ色なら深くてもかろうじて見えてます
オレンジはマダイが好きな色ですし、浅かったら確実に見えてます
とりあえずオレンジ系を選んでおけば間違いはなさそうです
まとめ 関係があるような、ないような
Honda釣り倶楽部の実験結果を明石海峡にあてはめると
40mや50mの深さになれば色の見分けがつかなくなるということが分かりました
おかっぱりならカラーは関係あると思いますが
船やと行くポイントによって深さが違います
浅ければ当然色の見分けがつきます
深くなれば見分けがつきません
深い時には「そうそう、この色!」という感じで魚が飛びついている訳ではなさそうです
色の差というより明暗の差かもしれません
あるいはアピール力の差!?
とはいえ、とりあえずマダイが好きなオレンジ系を選んでおけば間違いなさそうですね
これこそマダイに「色の見分けついてんの?」って尋ねてみたい 笑
ほなまた!