タイラバノート④ 明石海峡の深さは?

釣り

今回は明石海峡の深さを調べてみました!

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明石海峡の海底地形は、明石海峡大橋を建設するまでに詳細な調査がされています
その報告書が西垣好彦・佐伯康二「明石海峡大橋地質調査の概要」(地質ニュース360号6p)
1984年の報告書です。約40年前!
そのなかに1m刻みの等深線の海底地形図が出てきます

1m刻みでかなり細かいので色々探してみると10m刻みのものもありました
八島邦夫「明石海峡周辺の砂堆地形と流況に関する諸問題」(海上保安庁・水路部技報10号79p)

海峡部は等深線が混み入ってるけどこっちの方がまだ見やすい!
一番深いところで約110mといったところでしょうか
橋の西側の海峡の中央付近が一番深そうです
さらに明石海峡を西側に行くと明石・林崎沖で140mになってます
深っ!

潮流によって海底が削り取られた窪地を海釜(かいふ)といいます
明石海峡も海釜地形ですね

橋脚周りは40mくらいでしょうか
等深線が狭くて急な崖になってたり、緩やかになってたり色々ですね

乗合船で行くところってだいたい40m~60mが多い印象です
船長のアナウンスでも例えば「52mです。かけあがってます」って言われることがあります
船長はポイントを色々知ってて連れて行ってもらってるんですね

今回は明石海峡の水深を調べてみました
ある程度地形がイメージできるようになってのではないでしょうか
かなり深いところもあって驚きです

ほなまた!

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