明石でタイラバ始めるなら 当日どうする?

釣り

ようやく釣行当日です。
お待たせしました!
お待たせしすぎたかもしれません。

前回の記事で仕掛けまで整いました!

https:katsumi-ch.blog/tai-rubber-start3

行くまでに当日の潮の動きをチェックしておきましょう。
潮汐表(タイドグラフ)は見ません!
チェックするのは、海上保安庁第5管区海上保安本部海洋情報部の明石海峡潮流情報です。
当日の潮が流れなくなる時間帯や最大流速などを確認しておきましょう。

以下のリンクは橋の東側海域にある3号浮標の潮流情報です。
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN5/tyouryuu/stream_akashi3.html

(海上保安庁第5管区海上保安本部海洋情報部HPより)

掲載日の2025年3月14日(橋の東側にある3号浮標)であれば、潮流の速度は午前5時20分頃には0ノットなのが午前7時50分頃に北西方向に最大3.5ノットを迎え、午前11時50分頃に潮の流れがとまり転流を始め、午後2時30分頃に南東を方向に最大4.5ノットになります。

これを見てヘッドの重さや巻きスピードを考えておきます。
速ければ流されやすいのでヘッドは重めで、巻き速度は遅めかなとか。
スマホでも見れますので、船の上で確認してもいいです。
「潮流情報 明石」で検索したらすぐ出ます。

当日は朝早起きです。
午後便もいいんですけど、自分は基本午前便。
釣れた鯛を自宅でさばくとなると晩ごはんに間に合わないので。

準備は前日までにちゃんとしておきましょう。
ライフジャケット忘れがちです。
タックル、タックルボックス、クーラーボックスは前日に車に積むまで済ませておくと
朝あわてずに済みます。

あとは起きたら着替えて車に乗るだけ。
冷蔵庫に入れてた食料と飲み物とペットボトル氷を忘れないように安全運転で出発しましょう。
あと酔い止めも。

持ち物リストを載せておきます。
よかったらコピぺするなりスクショするなりして使ってください。

  • ロッド
  • リール
  • ライフジャケット
  • タックルボックス
    • フロロリーダー
    • ヘッド、ネクタイ、針
    • プライヤー、ハサミ
    • フィッシンググローブ
    • 帽子
  • サングラス
  • 食べもの
  • 飲みもの(500mlペットボトル2本)
  • 酔い止め薬
  • ペットボトル氷
  • クーラーボックス
  • 着替え

集合場所に行って受付を済ませて料金を支払います。
現金払いが多いです。

次に釣り座決め。
抽選やじゃんけんです。
あまり釣果に差が出ないのでどこでもいいです。

自分はそんなに揺れない艫側(船の後部)を選ぶようにしてます。
船によっては、抽選やじゃんけんの前に常連さんの釣り座が決まっていたりします。笑

乗り込んで仕掛けの準備をする前に

船に乗り込んだらまずは両隣に挨拶しましょう。
約6時間、船の上でご一緒する仲間です。
途中で色々話して教えてもらうといいと思います。
いい人ばっかりです、たぶん。

次に出港前に仕掛けを準備しましょう。
家で仕掛けを組んだ人は船べりの竿立てに竿を入れるだけ。
まだの人は船が動き出さないうちに仕掛けを組みましょう。

仕掛けは竿立ての横についてる仕掛け入れに入れるか、なければ船の床などにつけましょう。
宙に浮いてると、船が走ってる間にヘッドと針のついてる仕掛けが暴れて危ないです。

乗船中タックルボックスやタックルバッグは必ず蓋をしてロックしましょう。
船が走ってる間に蓋が開いて中の仕掛けが飛ばされまくってるのを見たことがあります。
撒き餌ちゃうんやから…。

ポイントに向かっている船。毎回ワクワクします。景色がいい!

ポイントについたら釣り開始!

ポイントについたら船長の「●mです。入れてください」の合図で仕掛けを海に投入。
「あげてください」と言われるまで、落としては巻くを繰り返します。

魚探でマダイが浮いてる反応があれば「底から●mで反応あります」とアナウンスされます。
PGのリールやとだいたい50cmの巻き上げ量なので
底から10mなら20回以上巻き上げて落とすを繰り返します。

水深のアナウンスだけなら底にマダイがいると考えましょう。
5~8回巻き上げて落とすを繰り返します。
巻き上げ回数や巻きスピードを変えて色々工夫してみましょう。

「あげてください」の合図で超高速巻きで仕掛けを上げて竿立てに立てます。
これで1流し。
これを港に帰るまで繰り返します。
1流しの時間はまちまちです。

その仕掛け、流されてませんか?

ここで注意点が1つ。

たとえば、深さ40mのアナウンスで始めたとします。
深さは一定でドテラ流しではなく、バーチカルで釣ってると仮定します。
カウンターの40mで着底して35m表示くらいまで巻き上げて落としたのに、次の着底で50m表示になってたら要注意です。

仕掛けが軽すぎて流されてます。
すぐに仕掛けをあげておもりを重くした方がいいと思います。
オマツリの原因にもなりますので注意しましょう。

ネクタイチェンジのタイミングは?

いつネクタイチェンジをするのか?

仕掛けが海に入ってないと釣れません。
当たり前ですね。笑
釣れる確率を上げるには、仕掛けが海に入ってる時間をできるだけ長くしたい。

そういう発想で、1流しの間はネクタイを変えません。
巻きスピードや巻き上げ回数を工夫するだけにしてます。

流し直す時に仕掛けを船に上げて少し移動します。
その間にネクタイを次のアピール度のものに変えます。

ネクタイローテーションのやり方

自分がやってるネクタイローテーションは、大きく分けて2通り。

  • ①ダブルカーリー強→②ダブルカーリー弱→③シングルカーリーの強→④弱
  • ①シングルの強2個付け→②1個外す→③シングルの弱2個付け→④1個外す

これを流しごとに変えていきます。

  • 最初の流し ①ダブルカーリー強
  • 次の流し  ②ダブルカーリー弱
  • その次   ③シングルカーリー強
  • その次   ④シングルカーリー弱
  • シングルカーリー2個付けの場合も上に書いた①~④を流しごとにローテーション

アタリがあれば次の流しでも同じネクタイで続けます。
たとえば、ダブルカーリーの強でアタリがあれば、次の流しでもそれで続けます。
アタリが出なくなればその次の流しでダブルカーリーの弱に変更します。

自分はこの方法でダブルカーリーの弱やシングル弱2個付けまでで釣れることが多かったです。
去年坊主やったのは12月の時化の時に1回だけでした。

大きくエリアを移動した時、また最初からやり直します。
大きく移動する時は船長が「移動します」とアナウンスしてくれます。
アナウンスがなくても移動した時間の長さと景色で分かります。

ゴンゴン!と竿を叩くアタリ!ドキドキします!
そんな時はフッキングしてもいいですし、巻き続けてもいいです。
ドラグ1kgと強めで、しかも水平地獄針なので口に入ればうまくかかってくれるはず。

フッキングどうする?

ショアの時のように何歩か下がって竿と体ごと後ろに持っていくことができません。
ロッドをしっかりと体に引きつけるか、持っている腕ごと全部上に持ち上げてください。
そうすればラインがちゃんと引っ張られて、針が口を貫通するはず。

針がかかれば、ドラグがジリジリ鳴ったり竿が曲がったりするので、周りは気付いてくれます。
念のため「きました!」と宣言して慎重にあげましょう。
焦って早巻きは禁物。
竿をしっかり曲げて魚のパワーをいなしながら巻き取っていきましょう。

ネットインしてもらったらライン放出

無事ネットインしてもらったら、クラッチを切って糸が出るようにしましょう。
船長や中乗りさんが作業しやすいようにするためです。

きれいな鯛!こんなのが釣れます!

釣れたらマダイの口に結束バンドを着けてくれます。
色を言われるのでその色を覚えておきましょう。

これであなたも無事タイ釣り師です。
あとは存分に楽しんでください。

5月~11月の間でこの方法で坊主が続くということはないと思います。
ただ、自然相手の趣味です。これで絶対大丈夫だとは言い切れません。
釣れなかった時はご愛嬌ということでご理解いただきますようお願いします。

ほなまた!

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